8日目:ヴェルサイユ宮殿、サクレ・クール寺院へ
8日目、今日はいよいよフランス観光の最終日です。
まずはヴェルサイユ宮殿に向かいます。
ヴェルサイユ宮殿はパリから西に20kmほどのところにあります。
パリから電車で行く場合、以下の3通りの行き方があります。
1. Saint-Lazare (サン・ラザール)駅からフランス国鉄 (SNCF) L線に乗ってVersailles Rive Droite駅で下車
2. Montparnasse (モンパルナス)駅からフランス国鉄 (SNCF) N線に乗ってVersailles Chantiers駅で下車
3. パリ市内各駅からRER C線に乗ってVersailles Château / Rive Gauche駅で下車
一番駅からヴェルサイユ宮殿に近いのは3ですが、今回はサン・ラザール駅近くのホテルに宿泊していたので1のルートでいくことにしました。
サン・ラザール駅です。
こちらのローカル電車に乗ります。
Versailles Rive Droite駅に到着しました。
ここから歩いてヴェルサイユ宮殿に向かいます。
ノートルダム市場 (マルシェ)です。
昔NHKの世界ふれあい街歩きで紹介されてたのですが、それがなぜかとても印象に残ってます。
ノートルダム教会。
ヴェルサイユ宮殿が見えてきました。
手前の銅像はルイ14世です。
銅像の向こうのは豪華な建物が。
正午についたのですが入口には大行列ができていました。
待つこと1時間…、ようやく中に入れました!
建物の中はこんな感じです。
こちらはヘラクレスの間、ルイ14世の時に作られた部屋です。
天井画が見事です。
こちらは豊饒の間です。
こちらはヴィーナスの間。
ヴィーナス=金星=愛の女神です。
こちらはマルスの間。
マルス (マーズ)=火星=戦いの神です。
庭園が見えます。
こちらの部屋は鏡の間、鏡の回廊と呼ばれています。
おそらくヴェルサイユ宮殿の中でも最も豪華なところではないでしょうか。
第一次世界大戦の後、ヴェルサイユ条約の調印式が行われたところです。
こちらは王妃の寝室。
マリー・アントワネットが使用していた部屋だそうです。
戦闘の回廊です。
ヴィクトワール王女の大客間。
さて、続いて庭園を歩いてみます。
庭園は相当広いのでミニトレインも走っています。
みんなくつろいでいます。
とにかく広いです。
まだまだ続きます。
こちらは小トリアノン (プチ・トリアノン)です。
ポンパドゥール夫人のために作られたものですが、その後マリー・アントワネットが住んでいた離宮です。
中はこんな感じです。
豪華すぎる宮廷生活になじめなかったマリー・アントワネットはこの小トリアノンをこよなく愛したそうです。
マリー・アントワネットは小トリアノンの庭をイギリス式庭園にし、そこにこの愛の殿堂を作りました。
続いて大トリアノン (グラン・トリアノン)です。
ルイ14世が別荘としてつくりました。
まずは左翼棟から。
こちらは鏡の間です。
こちらは皇后の寝室です。
続いて右翼棟へ。
皇帝の家族の間です。
音楽の間です。
ルイ=フィリップの家族の間です。
大トリアノンの庭園です。
こちらは幾何学的なフランス式庭園です。
さて、この日は土曜日なのでヴェルサイユ宮殿の庭園で大噴水ショーがおこなわれます。
宮廷音楽に乗せて噴水が湧き上がります。
ということで噴水のところまで歩いて行きます。
噴水ショーが行われるアポロの泉に到着しました。
15時半ちょうど、宮廷音楽とともに噴水が吹き上がりました。
庭園内の様々なところから噴水が吹き上がっています。
宮殿の入口まで戻ってきました。
いや~ヴェルサイユ宮殿、本当に広くて豪華でした。
さてパリ市内に戻ってモンマルトルにあるサクレ・クール寺院にやってきました。
地下鉄2号線のAnvers駅下車です。
「サクレ・クール」というのは聖なる心臓、聖心を意味します。
寺院は高台の上にあります。
ケーブルカーで上まで上ることもできますが、今回は階段で行くことにしました。
階段を歩いていると黒人の男が何やら話しかけてきました。
物売りかと思って適当にあしらっていると、仲間と思われるがたいのいい男が1人、2人とやってきて、たちまち5人くらいの男に囲まれてしまいました。
彼らはにこにこしながらべたべたとこちらの体を触ってきます。
これはやばい!と思い財布をガードしながら男たちを振り払い上まで駆け上がりました。
後で調べたらサクレ・クール寺院で有名な悪質なミサンガ売りの集団だったようです。
大勢の観光客いる中での大胆な犯行?、やはり海外では油断大敵ですね。
皆さんもお気を付けください。
上に到着しました。
パリ市内を一望できます。
夜はパリ赴任中の会社の同僚とディナーを食べました。
パリのレストランはどこも高いので赴任している人は自炊派が結構多いそうです。
さて、明日はTGVに乗って最後の目的地、バルセロナに向かいます。