4日目: ユーロスターに乗ってパリ、モンサンミッシェルへ
4日目はロンドンからユーロスターに乗ってパリに向かい、そのまま電車を乗り換えモンサンミッシェルまで向かいます。
朝、ロンドンのセント・パンクラス駅 (St. Pancras Station)に到着。
パリ以外にブリュッセル行きなんてのもあります。
これから乗るのは7:55発のパリ行きです。
吹き抜けの広いコンコースです。
階段を上がるとたくさん電車が止まっていました。
ちなみに今回のユーロスターのチケットはこんな感じです。
ユーロスターの公式HP
http://www.eurostar.com/rw-en
で日本からでもネットで購入できます。
空港のような手荷物検査、イギリスの出国審査 (フランスの入国審査?)を済ませると、こんな感じで電車を待ちます。
アナウンスが流れホームに向かうと
すでにユーロスターが到着していました。
車内はこんな感じです。
さあ、いざフランス、パリへ。
約2時間半でパリ北駅 (Paris Nord)に到着しました。
だいたい東京ー新大阪間と同じくらいの時間です。
あたりまえですが、駅の看板などはすべてフランス語表記がメインです。
英語が併記してあることが多いですが、やはりフランス語がまずは目に入ってくるので一瞬理解できず少し不安な気持ちになります。
さて、今日はこのままモンサンミッシェルまで向かいます。
ちなみに、パリからモンサンミッシェルへ行く場合いくつかルートがあるのですが、どれも一長一短あります。
そのなかでおすすめは、パリから電車 (TGV)でレンヌまで行き、そこからバスでモンサンミッシェルへ向かうルートです。
特定のTGVのレンヌ到着時刻に合わせてバスが運行されているので、乗り継ぎが非常にスムーズに行えます。
所要時間は
パリ→レンヌ: 2時間30分
レンヌ→モンサンミッシェル: 1時間10分
が目安です。
今回もこのルートを採用しました。
パリからモンサンミッシェルまでの具体的な乗り継ぎについては下記のHPに載っています。
http://www.destination-montsaintmichel.com/
ただし、フランスの公共交通機関はたびたびストライキを行うので要注意です。
ということで、まずは地下鉄4号線に乗ってモンパルナス=ビヤンヴニュ駅 (Montparnasse-Bienvenüe)に到着。
この駅は、フランス国鉄のモンパルナス駅 (Montparnasse)と地下でつながっています。
モンパルナス駅はフランス西部、南西部方面の長距離列車の始発駅となっています。
モンサンミッシェルに行くためにはこの駅からTGVに乗る必要があります。
14:08発Brest行きのTGVが今回乗る列車です。
まだ時間があるのでモンパルナス駅の周りをぶらぶらしてみます。
高くそびえたっているのはモンパルナスタワーです。
ただのビジネスタワーと思って登らなかったのですが、
後で調べてみると、高さ210mの屋上に展望台が設置されていてパリを一望することができるそうです。
一応日本語の公式HPもありました。
http://www.tourmontparnasse56.com/jp/
さて、駅に戻ってしばらく待っていると電車到着のアナウンスが流れます。
チケットを持ってホームへ。
ちなみにチケットはフランス国鉄の公式HPからあらかじめ購入しておきました。
ユーロスターもそうですが、今はネットで電車のチケットやホテルの予約などなど何でもできてしまうので、とても便利になりました。
電車に揺られること2時間半。。。
レンヌ駅に到着しました!
駅の北口を出て右手にバスターミナルがあるのでそこでバスに乗り替えます。
バスの中には20人ほど乗客がいたのですが、90%は日本人でした。
そしてバスに揺られること1時間。。。
モンサンミッシェルのビジターセンターに到着しました。
ビジターセンターは地図の右下の方です。
ここから先、ホテルが集まるエリアやモンサンミッシェルの島までは無料のシャトルバスが出ています。
シャトルバスで行けばモンサンミッシェルまで5分ほどで着きますが、せっかくなので歩いて行くことにしました。
途中ホテルやスーパーが何件かあります。
さらにしばらく歩いていくと。。。
おお!この圧倒的な存在感と迫力!
入口に到着しました。
でも今は中に入らず、いったんホテルに戻ります。
遠くから見てもいいですね。
この日の宿はメルキュールモンサンミッシェルです。
部屋に荷物を置いて近くのレストランへ。
今日のディナーはこちらのレストラン、La Ferme Saint Michelです。
ホテルが立ち並ぶエリアからは少し外れたところにあるのですが、歩いて10分くらいで行くことができます。
モンサンミッシェル名物、ふわふわオムレツです!
このオムレツ、見た目のインパクトの割に食べてみるとがっかり、というがっかりグルメと揶揄されることもありますが、こちらのオムレツは適度に塩味が聞いていてとてもおいしかったです。
ちなみにモンサンミッシェルにはプレサレという仔羊の肉を使った郷土料理もあります。
今回は食べませんでしたがこちらのお店でいただくことができます。
日が暮れてきました。
もう一度歩いて島に向かいます。
少しずつ明かりが灯ってきます。
こちら、このブログのトップページに使っている写真です。
黄昏のモンサンミッシェル、とっても幻想的です。
入口に到着。
今度は島の中に入っていきます。
修道院に向かう道にはこのようにお店が立ち並んでいます。
日本人の観光客も多いので日本語の看板もいくつか見られます。
ちなみに只今夜の10:30なのですが、まだまだたくさんの人が歩いています。
ライトアップされた修道院。
この先は夜は立ち入り禁止になっています。
ただしモンサンミッシェルの島内に宿泊すると中に入れるそうです。
明日朝再度訪れることにして今日は引き返します。
水面に移るモンサンミッシェル。
今日はずいぶんと移動しました。
昼と夜でその姿を変えるモンサンミッシェルはとても幻想的で感動しました。
明日は修道院の中を観光してパリに戻り、パリ市内を観光します。