5日目その1:ルードヴィヒ2世の夢の城、ノイシュヴァンシュタイン城へ
5日目は今回の旅行の目玉の一つである、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れます。
フュッセンから城の麓の村ホーエンシュヴァンガウ (Hohenschwangau)までは路線バスで10分程度です。
ホーエンシュヴァンガウにあるチケットセンターです。
ノイシュヴァンシュタイン城の入場券はHPで予約していたのですが、当日チケットセンターで入場時間の指定を受ける必要があります。
ちなみにHPはこちらです↓
https://www.hohenschwangau.de/430.html
チケットを予約すると下記のような確認書がメールで送られてきます。
確認書に記載された時間までにチケットセンターに向かいます。
さて、チケットセンターで時間の指定を受けた後は城へと向かいます。
城へは山道を登っていくことになるのですが、この日は城へ向かうシャトルバスが運休していたので徒歩で登ることにしました。
途中、ホーエンシュヴァンガウ城 (Schloss Hohenschwangau)が見えてきました。
12世紀に建てられたものの荒れ果てていた城を19世紀にマクシミリアン2世が再建しました。
ちなみにマクシミリアン2世は、ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世の父です。
さらに坂を登っていくと次第に山道に。
道路のわきにはノイシュヴァンシュタイン城にゆかりのある人の看板が並んでいます。
朝早いので誰もいません。
ところどころ水が流れていて癒されます。
麓から歩くこと20分、白い城が見えてきました!
さらに登ると城への入場時間が表示された電光掲示板が。
自分は415番、9:15入場です。
後50分ほどあります。
目の前にはノイシュヴァンシュタイン城!
城の手前にある展望台からの眺めです。
シュヴァンガウの街並み、そしてその奥にはフォルクゲン湖 (Forggensee)が見えます。
ノイシュヴァンシュタイン城まであと少しです。
そしていよいよノイシュヴァンシュタイン城の目の前までやってきました。
しかし、ここで城の入り口の方には行かず、あえて標識の一番下に書いてあるマリエン橋 (marienbrücke)へと向かいます。
理由は、後のお楽しみです。
マリエン橋に向かう途中、絶景スポットを発見!
真ん中にはホーエンシュヴァンガウ城、左手にはアルプ湖 (Alpsee)、右手にはシュヴァン湖 (Schwansee)、そして奥には雪に覆われた山々が見えます。
さらに歩いていきます。
振り返るとノイシュヴァンシュタイン城があんなに遠くに。
さらに歩いていくと遠くに橋が見えてきました。
マリエン橋です。
わざわざマリエン橋まで歩いてきた理由。
それは橋の上に立ってみるとわかります。
橋の真ん中に歩いていき、左手を向いてみると……。
そうです、ノイシュヴァンシュタイン城が一望できるのです!
絵本のような景色です!
そして今回は朝早いので誰もいないというのも最高です。
数分間この景色を独り占めして堪能した後、城の入り口まで戻ることにしました。
真っすぐがマリエン橋、左がノイシュヴァンシュタイン城。
とてもわかりやすい標識です。
地図です。
再び先ほどの絶景スポットへ。
何度見てもいいですね。
そしてノイシュヴァンシュタイン城の入口へ。
中に入って入場時間までしばし休憩。
入場時間の9:15になり、ゲートが空きました。
現地の学生?らしき人たちと一緒に入場です。
さて、ここでノイシュヴァンシュタイン城について少しご紹介します。
ノイシュヴァンシュタイン城はバイエルン国王ルートヴィヒ2世が19世紀後半に建てた白亜の城です。
中世騎士道にのめりこんだルートヴィヒ2世は自分の夢を現実化するため、17年の年月をかけてロマンチックなこのノイシュヴァンシュタイン城を建設しました。
城の見学は、オーディオガイド (日本語あり)を聞きながらの40分程度のガイドツアーです。
中は、残念ながら写真撮影禁止だったのですが、ルートヴィヒ2世の孤独で数奇な生涯を想いながら城の中を歩いていると、とても感慨深いものがありました。
ツアーが終わると歩いてホーエンシュヴァンガウまで下っていきます。
途中馬車が登ってきました。
そして再びホーエンシュヴァンガウ城の手前まで降りてきました。
来た時と違ってたくさんの観光客の方がいます。
ホーエンシュヴァンガウからノイシュヴァンシュタイン城を望む。
再びチケットセンターの前へ。
そしてバス停へ。
とてもわかりやすい表示です。
バスに乗りフュッセンへと戻ります。
フュッセンのバス停に到着しました。
フュッセンの街並み。
こじんまりとしていてのどかな街です。
フュッセン駅です。
ここから電車に乗ってミュンヘンを経由し、次の目的地レーゲンスブルクへと向かいます。