ベルギー・ドイツ・オーストリア8日間の旅【4-1.ロマンチック街道 (ヴュルツブルク~ローテンブルク)】

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4日目その1:ロマンチック街道 (ヴュルツブルク~ローテンブルク)

4日目はヴュルツブルクからロマンチック街道バスに乗ってフュッセンまで向かいます。

ヴュルツブルク

朝のヴュルツブルク。あいにくの雨です。

ロマンチック街道バスはレジデンツ前を9:55に出発予定。
それまで2時間弱あったのでヴュルツブルクの街を観光することにしました。

ヴュルツブルク 大聖堂

ヴュルツブルク 大聖堂

こちらは大聖堂です。
11~12世紀に建てられたロマネスク様式の建物です。

さて次はどこに行こうかなと考えながら歩いていると足の裏に激痛が……。

しばらく頑張って歩いてみたのですが、やがて歩くのもままならない状態に。
どうやら昨日の超ハードスケジュールがたたって足が悲鳴を上げたようです。

結局街歩きはあきらめ、バスの出発するレジデンツ (Residenz)に向かうことにしました。

ヴュルツブルク レジデンツ

ということで足を引きずりながらようやくレジデンツへ。

レジデンツは18世紀に大司教の宮殿として建てられたバロック建築様式の建物です。
設計はバルタザール・ノイマンという人で、世界遺産に登録されています。

ヴュルツブルク レジデンツ

朝一だったのでさすがに人はまばらです。

ヴュルツブルク レジデンツ

遠く丘の上に見えるのはマリエンベルク要塞です。
足が無事ならあそこまで歩いて行けたのに……。

と言っていてもしょうがないので、気を取り直してレジデンツの紹介です。
レジデンツの中には、天井に巨大なフレスコ一枚画が描かれた「階段の間」があります。
このフレスコ一枚画はティエポロの作品です。
残念ながら内部は撮影禁止だったので写真はありません。

 

30分ほどレジデンツの中を見て回り外に出ると、大きなバスが待っていました。
本日の主役、ロマンチック街道バスです。
これからこのロマンチック街道バスに乗って一日かけて南のフュッセンまで向かいます。

さて、ここで簡単にロマンチック街道バスについてご紹介したいと思います。
ロマンチック街道バスはフランクフルトを出発して、途中ヴュルツブルク、バート・メルゲントハイム、ヴァイカースハイム、ローテンブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、アウクスブルクなどを経由してフュッセンまで向かうバスです。
途中、見どころのある街には15~30分程度停車してくれます。
途中下車・乗車は自由ですので路線バスと観光バスの中間といったイメージでしょうか。

ドイツは鉄道がとても発達していますが、ロマンチック街道沿いの街の中には鉄道ではいけない街もあるので、そういった街もカバーしてくれるこのバスはとても便利です。
フランクフルトを出発するのが朝の8:00、フュッセンに到着するのが夜の8:30ですので、ほぼ半日かけてロマンチック街道を走破します。

バスの時刻表やその他詳細はロマンチック街道教会のHPに載っています↓

http://www.romantischestrasse.de/index.php?id=157&L=1

 

なお日本国内からでもオンラインでチケットを購入できます↓

http://www.touring-travel.eu/en/romantic-road-coach/online-booking/

 

バスに乗り込むと日本人の方がたくさん乗っていました。
8割くらい日本人だったと思います。
もともとロマンチック街道は日本人にとても人気ですが、さらにゴールデンウィーク中ということもあって多くの日本人の方が来ていたんじゃないでしょうか。

さて、それではロマンチック街道の旅に出発です。

ヴュルツブルクから一路南へ。

ロマンチック街道 バス

少しすると、のどかな風景が広がってきました。

ヴュルツブルクから1時間ほどでヴァイカースハイム (Weikersheim)に到着です。
30分ほど停車時間があるのでここでみんな一旦降ります。

ロマンチック街道 バス ヴァイカースハイム

こちらがロマンチック街道バスです。

ヴァイカースハイム ヴァイカースハイム

ヴァイカースハイムの街並み。
ヴァイカースハイムは人口7000人ほどの小さな街です。

ヴァイカースハイム城

ガイドさんがバスの乗客をヴァイカースハイム城 (Schloss Weikersheim)へと案内してくれました。

ヴァイカースハイム城 リッターザール ヴァイカースハイム城 リッターザール

騎士の間リッターザール (Rittersaal)です。

ヴァイカースハイム城

ヴァイカースハイム城はかつてのホーエンローエ家の居館です。

ヴァイカースハイム城

ヴァイカースハイム城 庭園

建物の外の庭園へ。

ヴァイカースハイム城 庭園

ヴェルサイユ宮殿をモデルにしたバロック様式の庭園になっています。

しばらく庭園を散策した後、時間になったのでバスへと戻ります。

さて、次の目的地はローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber)です。
Rothenburg ob der Tauberとは、タウバー川の上方にあるローテンブルクという意味で、その名の通り、川から見て高台に位置しています。
中世の街並みが今も残っていて、ロマンチック街道沿いの街の中でも人気の高い街です。

ローテンブルク

ローテンブルクの街並みが見えてきました。
街は城壁に囲まれており、バスは城壁の中で停車しました。
今回の停車時間は1時間弱です。

ローテンブルク

石畳の道がとてもいい感じです。

ローテンブルク マルクト広場 ローテンブルク マルクト広場

マルクト広場に到着。
絵本のような街並みですね。

ローテンブルクは人口1万人ほどの街ですが、観光客が非常に多くてとても賑やかです。

ローテンブルク マルクト広場 市庁舎 時計

左手に見えるのは市庁舎 (Rathaus)、真ん中に見える白い建物は市議宴会館 (Ratstrinkstube)です。
市議宴会館の壁面にはからくり時計マイスタートルンク (Meistertrunk)がついていて、毎正時になるとその仕掛けが動きます。
次に仕掛けが動くのは1時。それまでの間、街を散策します。

ローテンブルク ブルク門

街の西側、ブルク門 (Burgtor)へ。

ローテンブルク ブルク門

ブルク門をくぐって城壁の外へ出ます。
門はかなり頑丈に作られています。

ローテンブルク ブルク公園

外はブルク公園 (Burggarten)という公園になっています。

ローテンブルク ローテンブルク

公園から街の周りを見渡すことができます。

ローテンブルク ブルク公園

再びブルク門をくぐって城壁の中へ。

ローテンブルク ローテンブルク

いろんなお店が立ち並んでいて、見ているだけでとても楽しいです。

ローテンブルク 時計

再びマルクト広場へ。
1時5分前になり、からくり時計を見に人が集まってきました。

ローテンブルク 時計

1時になると時計の左右にある窓が開き、ティリー将軍とジョッキを手にしたヌッシュ市長が現れました。そしてヌッシュ市長がワインを飲み干します。
かなり動きが地味なので目を凝らして見ないとわかりません……。

このからくり時計の仕掛けは400年ほど前の三十年戦争中に起こったある逸話をもとにしています。
なんでも、当時皇帝軍の将軍だったティリー将軍はローテンブルクを包囲し、市参事達を全員斬首しようとしたのだそうです。
そのときワインを勧められ、それを飲んでいるうちに次のようなことを思いつきました。
「このジョッキに入ったワインを一気に飲み干すことができる者がいれば斬首はやめよう。」と。
そのジョッキは3リットルほどもあり、到底そんなことができる者はいまいと思ったのでしょう。
しかし、その無理難題に挑戦した者がいました。
その人こそ、ヌッシュ市長です。
ヌッシュ市長は3リットルのジョッキに注がれたワインを飲み干してしまいました。
その結果参事達は斬首を免れたのでした。

なんとも素敵なエピソードですね。

さて、バスの出発時間は1時5分。
急いで駐車場へ。

ローテンブルク 城壁

1分前に駐車場に到着。
ちなみに奥に見えるのはローテンブルクの城壁です。

ローテンブルク ロマンチック街道バス

ぎりぎりセーフでした。

この後点呼を取るドライバーさん。
2人がまだ乗車していないようなのですが問答無用で発車しました(笑)

その後、バスが城壁を出る前に2人が慌てて走ってきて何とか乗車することができました。

バスはみんなを乗せて次の目的地、ディンケルスビュール (Dinkelsbühl)へ。

 

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